ガラガラすぎてヤバイ!安いけど遅延しまくりパキスタン航空 成田-北京 エコノミー


東京から北京に行くのにフルサービスキャリアとしては激安のパキスタン国際航空(Pakistan International Airlines / PIA)を利用してみた。別にパキスタンへ行ったわけではないのに、もういろいろな意味でパキスタンを満喫できたので紹介しよう。


成田は月金発着の週2便


PK853便 ラホール/北京行きの案内。

パキスタン航空は、北京と首都イスラマバードを経由してラホールとカラチを結ぶ便を週1便ずつ交互に運行という結構複雑な形態。

PK853: 成田NRT 14:35 → 北京PEK 17:05
PK852: 北京PEK 08:50 → 成田NRT 13:05

成田-北京は月、金に発着(パキスタン発は日、木)となるので、土日に北京に滞在して同人イベントに参加して戻るにはちょうどいいダイヤになっている!


出発は成田第二ターミナル

Iカウンタでチェックイン


パキスタン航空は成田空港第2ターミナルで、利用した2018年2月はIカウンタだった。



パキスタン語、英語、日本語で書かれた案内。


手荷物の重さ


受託手荷物は、エコノミークラスが合計40kgまで、ビジネスクラスが合計50kgまで(1個32kg以下でL79 x W55x H32 cm程度の大きさまで)。

機内手荷物は、エコノミークラスが7kgまで1個、ビジネスクラスが7kg+5kgの荷物までOKだが、特にチェックされなかった。


ラウンジはJALサクララウンジ


ビジネスクラスはJALのサクララウンジが利用できるようでパキスタン航空の大きなロゴを見かけた。

残念ながらエコノミークラスの身なので体験はできず。


最初からクライマックス


ほぼ定刻にパキスタン航空PK853便の搭乗が開始。

パキスタン航空は当然のように成田空港第2ターミナルのサテライトにあるので、遠いため時間に注意。



もうドアクローズドしてる!

ここでまさかの乗り遅れ!

うわー、うわー、終わったー!




と、思ったらビジネスクラスの搭乗口しか開けてないようだった。

ゲートの案内は間違いなくビジネスとエコノミーで分かれていたのに、実際は機内前方のドアしか開いてない。

他のパキスタン人も入口がわからず困っていたようだったので一緒に搭乗。

こんなのわかるかアホ!


777-200ER ビジネスクラス






ビジネスクラスは2-3-2の配置で5列のシート。

シェル型のライフラットシートで2世代くらい前の仕様。


フットレストもあるエコノミークラス



ガラガラすぎだろ。

貧乏人は大人しくエコノミークラスに行きましょうー、と進んでいったら人いなさすぎてやべえ。週二便しかないのにこのザマなのか。



チケットに書かれた自分の座席に行ったら、なぜか見知らぬパキスタン人のおばちゃんが座っていたので見なかったことにして少し後ろに着席。

まあ、どうせガラガラなので「どこでも好きなところに座ってね!」というラフなスタイルなようだった。




後方の区画。

エコノミークラスの座席は見ての通り3-3-3の配置。



非常口や最前列の足元が広い座席。

ガラガラなのでこの辺も座りたい放題!



シートは古いがフットレストがついてた。

調べてみると21から26列は座席間隔が広いらしい。



座席のリネンにはパキスタン航空のロゴがしっかりと入っている。



パキスタン航空の枕。



なぜかカバーが二重になってた!

クッションの清潔さを守るには十分!



エチケット袋と安全のしおり。

機内誌なんてものはない。



座席の手すりにあるシートコントローラからも古さがにじみ出る。



解像度低いわね。ANAだとボロい767と同世代かな。




パキスタンの雰囲気出てるな!



しかし、安全ビデオはなぜか白人だ!



機内プログラムは少なく知らない映画もタイトルしかなかったので見なかった。



ドアクローズドになったが、やはりガラガラのまま出発。

機内はインドカレーの香辛料とインドっぽいお香を足したような匂いが漂っており、機内に入っただけでパキスタンの空気が味わえる!

客室乗務員は男性の方が多く、当然のように日本語なんて通じない。


遅延が多いパキスタン航空


出発準備は終わったようだが、一向に滑走路に向かう様子がない。



滑走路にたどり着いたのは定刻から約1時間遅れに。

パキスタン航空はイスラマバード、北京、成田と経由してくるため遅延しやすい要素を孕んでいるが、今回はチェックイン時には定刻だったのに、出発機が並んで混雑していたこともあり結局1時間遅れになってしまった。

出発時にコーランみたいなパキスタンの曲が大音量でかかるみたいな話も聞いたけど、遅延したからか特にそんなことは起こらず。


中国積み込みの機内食


ビリヤニ?

エコノミークラスは3種類から選択可能。サラダはちゃんとトマトが入ってて、ヨーグルトは南アジアっぽい。



これは辛そうね。

客室乗務員のオッサンが「お腹いっぱい食べとけ!」とでも言うように、大量に余ったメインをトレイに乗せて配ってて笑った。

ビーフ、チキン、ヌードルだったと思うが、ヌードルが売り切れてしまいありつけず残念。



北京発では朝食。

メインはオムレツにポテトを揚げたもの。火は通っているのに卵はなぜか生っぽい臭みが。

成田発も北京発も中国から積み込んだ機内食のようでお世辞にもおいしいとは言えないものだったが、とりあえず腹は膨れたので満足。

ただ、インド料理とパキスタン料理の違いも全くわからないので、夕食はエスニックっぽいけどどの辺がパキスタン成分だったのか、それともただの中華だったのか区別できなかったのは悔やまれる。



ソフトドリンクはペプシコーラ、セブンアップなどなぜか炭酸系しかない。

機内サービスと言えばやはりオレンジやアップル100%ジュースだと思うのだが、果実ジュースは保存がめんどいから出せないのだろうか。



紙コップはきちんとパキスタン航空専用のもの。



オッサンが「よう、兄ちゃんいっぱい飲んどけ!」とでも言うように、揺れたらこぼれそうなくらい波々と注いでくれるよ!

飲み物は定期的に巡回してくれるので、雑と思いきや意外ときめ細やかなサービスができるなパキスタン航空。


トイレなど


777-200ERのトイレ。



インド人はトイレになんでもかんでもゴミを突っ込んで機内の全トイレが詰まることもあるらしいのだが、パキスタン航空もこのように注意書きがしっかりしてある。




黄色と赤のドぎつい警戒色で注意書きがあるのがパキスタン流なのだろうか。



ギャレー。


エコノミーファーストで寝られる!


ガラガラのパキスタン航空は座席を3列使って横になっても誰も文句言わないので、シートベルトサインが消えると寝てる人が多かった。

時間のかかる経由便でもエコノミーファースト状態でパキスタンまで快適!

しかし、座席のレッグレストが完全に座席のところまで倒れず微妙に邪魔。



成田→北京では減光もされた。



徐々に暗くなっていき、北京国際空港に到着。


北京国際空港は第二ターミナル

1時間遅れて北京に到着


北京首都国際空港ではJALやANAの使う第3ターミナル(T3)ではなく、国内線の第1ターミナルに近い第2ターミナルとなっている。



なぜミッフィーなのだ。

北京国際空港から市内へは北京地下鉄機場線(エアポートエクスプレス)が利用できる。窓口で「ICカード、トップアップ、ぷりーず」とクソ英語と100元差し出して一卡通を入手した。


チェックインカウンタは端のA


北京を堪能し、月曜日の朝に北京国際空港第2ターミナルに到着。




パスポートを見せてチェックインカウンタのエリアに入ると、パキスタン航空はAカウンタだった。



一番端っこだけど手荷物検査場や出国検査場には近かった。

地上スタッフは中国国際航空に委託。ダンボール用のガムテープをなくしてしまったら貸してくれず、売店にコンビニにテープを買いにいくことになってしまった。


ラウンジは中国国際航空


パキスタン航空のビジネスクラスのラウンジは、中国国際航空のビジネスクラスラウンジが使えるっぽい?





プライオリティパスでファーストクラスラウンジの方に入って食事やシャワーを堪能。

ビジネスクラスラウンジはファーストより食事が貧相になる。


北京発も1時間遅延


安定のガラガラっぷりである。

北京発のPK852便に搭乗。



定刻という話だったが、実際に機内に入れたのは出発時間間近。



飛び立ったのは定刻から1時間後!

またかよ!北京国際空港は成田以上に混雑しやすく、更に大気汚染などで視界が悪くて遅延しやすいのだが、絶対パキスタン航空の仕事が遅いからだろ!



中国人と間違われて外国人入国記録用紙を渡されてしまう。

日本人から見て中東や香港にいるインド人とパキスタン人は区別つかないように、パキスタン人から見て日本人と中国人は区別つかないだろうから仕方ないか。



遅れはそのまま1時間で成田に到着。隣はフィジー・エアウェイズだった。



思ったよりは人乗ってたな!


遅延していいなら北京に安く行けてオススメ


成田に着いたパキスタン航空。


パキスタン航空のチケット購入は、HISが運営するサプライスで諸税込みのチケット代が28,550円で、500円引クーポンを使って28,050円

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台湾や香港へ片道1万円くらいのLCCに受託手荷物をつけたのと同じくらいの価格で北京に行って、紫禁城や万里の長城の他、鉄道、航空、軍事博物館などを楽しめるので、台湾、香港、韓国などに飽きた人にオススメ。北京は上海や乗り継ぎで中国の他の都市に行くのに比べてチケットが高いのでフルサービスキャリアでLCC並の運賃で乗れるのは重宝する。

週2便とやや使いづらいが、成田北京の以遠権区間は激安。ただし、遅延する確率がめちゃくちゃ高いため、目的地が中国の場合、北京から先の当日中の乗り継ぎは考えてはいけない。

国営のパキスタン航空はガラガラでも国の威信をかけて日本まで飛ばしてくれているようだが、ストライキで民営化できずもめているなど問題が多いらしく、今回の遅延も滑走路の混雑ではなくスタッフのサボタージュなんじゃないかと思うくらい不自然に遅れたのが気になった。スタッフのサービス自体は悪くないんだけどね。

遅延してもいいから「俺はパキスタン成分を堪能するぜ!」という人はどうぞ!


手荷物込みだとLCCより安いエチオピア航空 成田香港 787-8 エコノミー
エチオピア航空が香港経由で成田へ乗り入れ。以遠権区間の成田香港間を乗ってみた。
成田発の以遠権だと他に成田香港のエチオピア航空はなかなかよかった。