個人コレクションだからできる!那須にある日本で唯一の戦争博物館


那須塩原駅から那須温泉へ向かう途中になる那須戦争博物館。



那須戦争博物館の全景。

入館料は大人1000円で子供無料なのだが、お金の払い方がわからず休館なのかと思ったら脇の小さな小屋におばちゃんがいた。



入口の駐車場あたりにいきなり鵜来型海防艦志賀の舵が置かれている。

鵜来型海防艦は日振型と準同型艦なので盛り上がるポイントになるのだろうか。日本で建造された艦船では初めてブロック工法を導入して進水竣工にかかる期間を短縮した。



九七式中戦車チハ

北京の中国人民革命軍事博物館で保存されているものや、小笠原諸島やソロモン諸島などで朽ちたパーツを見たことがあるけど、那須戦争博物館でもチハの全体像がわかる形で残されている。



零戦のエンジンというと中島飛行機で星型複列14気筒の栄エンジンの印象が強いけど、こちらは初期の三菱製9気筒エンジンのようだ。



一式陸攻の火星二型エンジン。



海防艦志賀の艦首も展示されていた。



装甲巡洋艦春日の錨や舞鶴で使われていたらしい探照灯など。

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九〇式改良戦車

そんな戦車、日本陸軍にあったっけ?と思ったら、映画用の模型らしい?

「昭和六年満州事変が始まり制作し改良型でエンジン「いすず」のジーゼルエンジン 三十五ミリ戦車砲と機関銃」などとさも本物らしく説明書きがあるので注意が必要だ!



練習機の赤トンボというと海軍の九三式中間練習機を思い浮かべるけど、陸軍の九五式一型練習機も赤トンボだったのね。

元々、複葉機だったけど単葉機みたいになってる。



陸軍と海軍でざっくり別れている館内へ。



四式戦闘機・疾風の特徴的な4翅プロペラ。



戦艦大和の水上特攻となる「坊ノ岬沖海戦」から生還した駆逐艦冬月の日章旗だという。



とても個性的な軽巡洋艦矢矧の模型があったり。



突然、戦艦大和の巨大模型が現れたり。

15.5cm3連装砲が少し高すぎで前檣楼も少し違う気がするけど圧巻。



那須戦争博物館のアクセス・行き方としては、新幹線の那須塩原駅から黒磯駅経由で那須温泉方面のバスに乗り、守子坂バス停で降りる。

那須温泉の殺生石でも書いたけど、那須塩原駅に2500円のレンタカーがあるので車で那須温泉とまとめて回るのがよいだろう。

かなりすっ飛ばして紹介したけど、館長は陸軍出身だからか館内は陸軍の展示物の方が充実している。自治体などが運営している日本の戦争関連の博物館は「記念館」や「祈念館」と名前のついたものしかないが、こちらは私設なので堂々と「戦争博物館」と銘打たれている。訪問した2019年3月には直前に館長が亡くなられたとかでとても先行きが心配であるが、金満なアメリカと比べて貧乏な日本でこれだけのコレクションを展示・保存する例は他にはないのでぜひ訪問して応援したい。

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