県外でもOK!大分県佐伯市の割引クーポンおかえりなさいき商品券・おたべなさいき食事券 : さざなみ壊変

別府の対象宿に泊って佐伯に行くと3000円分の食事券がもらえる「おたべなさいき」キャンペーンと、佐伯の対象宿に宿泊すると2000円分の商品券がもらえる「おかえりなさいき」キャンペーンを活用して佐伯や大分県の海の幸山の幸を満喫した。

新型コロナウイルス感染症の第5波が収束したことにより、全国各地で旅行需要の喚起を狙ってクーポンをばらまく事業が開催されるようになった。その多くは県内や周辺のエリア在住者限定だったりするが、県外者対象のものも多く生まれておりその一例を紹介する。

Contents

1 おたべなさいきキャンペーン
- 1.1 別府の対象宿で宿泊証明書をもらう
- 1.2 チェックイン後2日以内に佐伯市観光案内所へ行く
2 おかえりなさいきキャンペーン
- 2.1 佐伯の対象宿に泊まると2000円クーポン
- 2.2 宿を変えるごとに商品券がもらえる
3 佐伯と大分の特産物を味わう

おたべなさいきキャンペーン

別府の対象宿で宿泊証明書をもらう

大分空港の足湯。

2021年3月の999円セールでピーチの成田-大分便を往復諸税込4098円で予約した。新型コロナウイルスの緊急事態が終わってようやく旅に出られるようになることを見越して成田→大分を11月1日に無償変更していたら、たまたま佐伯市のキャンペーンを見つけたので少し予定を変更して最初の1泊目を別府で過ごすことにした。事業は11月1日から2022年1月31日チェックイン分まで有効。

ホテルSEA WAVE別府の客室。

「おたべなさいき」キャンペーンは別府の宿に泊まってから佐伯に行くというクエストをこなすことで食事券がもらえるという珍しいキャンペーンだ。

「おたべなさいき」キャンペーンのWebサイトに記載されている宿に泊まればどこのOTA(宿泊予約サイト)で予約してもよいので楽天トラベルで予約して税込4800円。

チェックインの時に佐伯の「おたべなさいき」キャンペーンを利用したいと申し出れば宿泊証明書がもらえる。

ちなみに、ホテルSEA WAVE別府は別府駅かぶりつきのホテルなのでずっと窓の外を見ていられる。

グループである「別府駅前ホテルはやし」と「別府ステーションホテル」の温泉にも入ることができるのでお得感あった。

チェックイン後2日以内に佐伯市観光案内所へ行く

佐伯駅前。

「おたべなさいき」キャンペーンの宿泊証明書を持って佐伯駅前にある佐伯市観光案内所へ行くと3000円の食事券をもらうことができる。営業時間は9時から18時までで、電動自転車とクロスバイクをレンタルすることもできる。

例えば、11月1日に別府の宿にチェックインした場合は、3日までに佐伯市観光案内所へ行って、食事券も11月3日までに使い切る必要があるので注意しよう。

おかえりなさいきキャンペーン

佐伯の対象宿に泊まると2000円クーポン

佐伯セントラルホテルの客室(じゃらんで5300円)。

「おかえりなさいき」キャンペーンはもっと単純で、佐伯市内で対象となる宿に宿泊してチェックイン時にアンケートを書くと2000円分の商品券をもらうことができる。

2000円の商品券をゲットした！

「おかえりなさいき」キャンペーンの商品券は有効期限もゆるく、11月1日から2022年2月14日まで有効だった。なので使いきれなかった場合はまた別の機会に使うこともできるし、友達にプレゼントすることもできるだろう。

「おたべなさいき」キャンペーンと同じ飲食店の他、ローソン2店舗、スーパー、お土産屋、タクシーなどで使うことができる。

宿を変えるごとに商品券がもらえる

ホテル金水苑の客室(5800円)。

「おかえりなさいき」キャンペーンは対象宿に1回の滞在について1人1回だけもらえる。連泊した場合は1滞在と考えるので1回したもらえないが、違う宿に引っ越すとその都度2000円もらえる。ただし、同一宿泊施設においては1人月1回までのようなので注意。

今回はセントラルホテルと金水苑に1泊ずつしたので2000円×2がもらえた。

佐伯と大分の特産物を味わう

「おたべなさいき」キャンペーンの食事券は、ティーウェイ航空のCMにも出てくるらしい佐伯寿司の名店・亀八寿司で関サバ、関アジなどの豊後地産にぎり(3300円)をいただき無事に使い切った。

レンタカーを使って丹賀砲台へ向かう途中にあるユーマート蛇崎店で、佐伯鶴見港で水揚げされたサザエ、大分の郷土料理のりゅうきゅう、大分市の九州乳業のヨーグルト、カボス、鶏天など佐伯や大分の特産品を購入。

さいき海の市場○(まる)鮮度壱番で、佐伯港水揚げのタチウオ、カンダイ、イトヨリ、ムツの寿司と、佐伯の郷土料理のくじゃく、カキフライをいただいた。

佐伯の戦争遺跡をレンタサイクルで回った後に、海の市場○(まる)で佐伯名物のあごだしうどんを食べようと思ったらオーダーストップしてしまい、他に開いている店もなかったため、佐伯ラーメン、かぼすジュース、宮崎のスコール(と金額調整用のパン)をローソンで購入した。

「おかえりなさいき」キャンペーン対象店舗ではないが駅近くのマックスバリュでは大分産の魚がたくさん売られており、ウチワエビ(オオバウチワエビ)が半額で100円未満で売られていたのでホテルの電子レンジで加熱してみたら身がよく引き締まっていてめっちゃうまかった。佐伯はイセエビも有名だが、ウチワエビはイセエビよりおいしいと言われる高級食材なのだ。

ちなみに、佐伯は佐伯泊地として沖合で海軍の演習を行っていた歴史があり、物資輸送を優先して佐伯駅は城下町の中心部から2キロほど離れた場所に設置されているので、公共交通機関だけを利用する場合は特に注意が必要だ。セントラルホテルはだいたい駅前にあるので住所を見ずに予約したら、駅からめっちゃ遠いことに気がついて泣きながらホテルまで歩いた。バスも17時頃でなくなる。ホテルではレンタサイクル無料なうえに、佐伯市観光協会のレンタサイクルも平和祈念館やわらぎなどの券を見せると半額になるのでうまく活用したい。