「たまゆら」の舞台竹原で"たまゆら"を撮る方法 判明した衝撃的な正体とは!?


竹原・日の丸写真館

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広島県竹原市を舞台としたアニメ「たまゆら」。2015年4月から完結編となる「たまゆら~卒業写真~」の劇場上映が始まり、広島市や広島空港でも舞台挨拶イベントが開催され、2016年春には大崎下島でもたまゆらオンリー同人誌即売会が予定されるなどして、2015年から2016年にかけて竹原市や呉市を訪れるファンの"たまゆらー"も増えると思われる。

作中に出てくる"たまゆら"とは一体何なのか、また竹原を訪問した時に"たまゆら"を撮影する方法を今日は紹介。

「たまゆら」の舞台・竹原


竹原市重要伝統的建造物群保存地区。

瀬戸内海に面し広島県の真ん中の方にある竹原。江戸時代からの歴史的な建物が残る竹原町並み保存地区には、白壁に格子窓を持つ木造瓦屋根の建物が連なりゆっくりとした時間が流れる。


偶然写り込む"たまゆら"


写真に写り込む"たまゆら"

「たまゆら」の主人公・沢渡楓は亡くなった父が昔住んでいた広島県の竹原に引っ越してくる。沢渡楓が使うカメラのRollei 35Sで写真を撮ると、時折白くて丸い玉が写り込むことがあり、これを"たまゆら"と呼び行きつけのカフェの名前にもなっている。沢渡楓がふわふわと舞い上がって幸せな気持ちの時に偶然写るようで、"たまゆら"が写る写真がみんなも含めて幸せにしていく様子が作中で描かれていく。


"たまゆら"とは一体何なのか


旧笠井邸の「たまゆら」背景美術展示。

それでは"たまゆら"とは一体何なのか。わかりやすく解説すると、

空気中に舞っているチリや、カメラのレンズに付着したホコリによって太陽の光が反射したりレンズによってボケて写されたりすると、白く丸い物体として写ることがあり(オーブとかゴースト)、それが"たまゆら"の正体である。



つまり、"たまゆら"は
単なるゴミです、ゴミ。



恐らく沢渡楓はカメラの手入れをロクにせず、レンズに付着したホコリなどがついたままの状態で撮影を行っていて、たまたま光の条件で写り込んだものを"たまゆら"と呼んでいただけなのである、という夢も希望もない真実であった。

まあ、わざわざ機械の手入れなんてする女子高生がそんなにいるとは思えないのでしょうがないか。


"人工たまゆら"を作ろう


沢渡楓の使うRollei 35S。

それでは、"たまゆら"の正体がわかったので次は実際に"たまゆら"を人工的に作って撮影してみよう。やり方は簡単で、レンズにゴミを付着させるだけの簡単なお仕事。



例えばレンズの周辺に水滴をつけてみよう。



こんな風にいい感じで"たまゆら"を撮ることができる。

本当はちょっと逆光気味に撮ると、もっと白く輝いてそれっぽくなるのだが、訪問した日は雨で曇っていたので叶わなかった。




このようにして"人工たまゆら"を作ってやれば簡単にアニメ「たまゆら」っぽい写真を撮ることができる。



そういうわけなので、"たまゆら"を撮るにはわざわざRollei 35Sを使う必要もない。

ちなみに父の形見として沢渡楓が使うローライ35Sは、液晶ディスプレイはおろか、ファインダを覗いてピント合わせをすることすらできないフィルムカメラで、被写体との距離を大まかに見て目測で合わせないといけないため、今から見るとカメラとしての難易度は高く女子高生が簡単に使えるようなカメラではない。

「たまゆら」を見てて、「今どきJKがこんなカメラ使えるわけねえだろ!」と鼻で笑って見てたら、アイドルマスターモバイルエリアゲームで小笠原諸島に行った時に会った女子高生のプロデューサーならぬプロデュンヌが父のローライ使ってるって言われて度肝を抜かれたことがあるので、意外にリアリティのある設定だった!


"たまゆら"は、ぽって達の唾液だった!?


西方寺

先ほど「レンズに水滴をつける」と書いたが、実はこれ唾液をくっつけたものである。

「うわ、きったねえ!」となるけど、粘性が高いので即席で小さな玉を作りやすいという利点がある。



龍頭山

つまり、"たまゆら"とは先ほどゴミと書いたけど、ぽって達がお喋りしている間に偶然カメラのレンズに付着してしまった唾液の可能性も考えられる。

ぽって達がふわふわと舞い上がって幸せな気持ちな時に出る体液だとすれば「ペロペロしたい!」と思う"たまゆらー"もたくさんいると思うので、アニメ作中に出てくる"たまゆら"と「たまゆら」のタイトルには実にたくさんの夢が詰まっていたということになる。

竹原や大崎下島、横須賀などで「たまゆら」の舞台探訪をする際は、ぽって達の体液を想像しながら"人工たまゆら"でぜひ写真を撮ってみてほしい。

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