ビジネスのカップ麺やスイーツも食える!ANA新プレミアムエコノミーシートで快適旅


ANA国際線新プレミアムエコノミーシート

ANAの欧米路線に使われる新しいプレミアムエコノミーのシートを利用する機会があったのでその様子を紹介。2013年5月成田→シカゴと6月サンフランシスコ→成田のボーイング777-300ER、2014年1月フランクフルト→羽田のボーイング787-8。新シートに切り替わり始めたのが2012年9月からなのですでに「新」という感じでもないが、以前の羽田–ロサンゼルスのシートと比べるとさすがにまだピカピカ。



シートピッチ97センチ(38インチ)、座席幅49センチ(19.3インチ)。

従来より7.5センチ拡大したというエコノミーがシートピッチ86センチ(34インチ)らしいのでそれより10センチ以上広く、ちょっとしたビジネスクラス並だとか。



窓の大きいB787型機。



フットレスト付きで最前列にはない代わりに足元が更に広い。




タッチパネルのディスプレイは10.6インチでエコノミーと同じだが、最前列は引き出す必要があるからか12.1インチとサービスされてる。




新シートではエコノミーもプレミアムエコノミーも各席にユニバーサルタイプの電源がありUSBでも充電可能。



最前列はUSBも座席下に集約。




大きめのテーブルとノイズキャンセリングヘッドホン。



荷物棚下のライトの他にもパーソナルライトを装備。



新シートには離れたシートの人にメッセージを送って遊べるが間違っても違う人に送らないように。iPod接続は専用のケーブルを借りる必要がある。



機内プログラムの「Game Music Selection」

5月はゼビウス30周年記念アルバム「XEVIOUS 30TH ANNIVERSARY TRIBUTE」が入ってた。



自分で取るか申告する必要があるが、アイマスク、耳栓、マスク、歯ブラシなどのアメニティがもらえる。



プレミアムエコノミーの食事はエコノミーと同じ。写真撮ったけどこの日は裏のメニューだった。



成田→シカゴとサンフランシスコ→成田のランチ/ディナー。

米系のユナイテッド航空の飯がまずすぎるので平均以上のものを出してくれるANAに感謝。




朝食の和食とおかわりした洋食。





そして2013年12月から始まったプレミアムエコノミーの新サービス!

2012年6月から始まったスパークリングワインとスープに加えて、ビジネスクラスのデザート、ミニ麺類、日本酒が出るように。



「みがき」という日本酒。

全く知識がないので調べたらこの量で地上価格だと300円くらいっぽい?



ミニラーメンと2種類から選べたデザート。

北米路線はミニそばヨーロッパ路線はミニラーメンのようで。バニラエアの遅延で成田空港の出国エリアで野宿させられた時といい、制限された場所で食うカップ麺はなぜこうもうまいのか。




スープも毎回違うので頻繁にリニューアルされてるのだろうか。







B787でプレミアムエコノミー最前列の窓側に座ると隙間から窓に反射して前のビジネスクラスの人のモニタが丸見えなのだがいいのだろうか。

窓がでかいB787の弊害というか、こういうこともあるのね。




エコノミーの座席はリクライニングで後ろに倒れず座面がスライドするタイプで従来より空間も広そうに見える。



いつかビジネスクラスに行きたいところ。


プレミアムエコノミーシートは、ANAのプラチナ、ダイヤモンド、スーパーフライヤーズカード会員なら出発24時間前にWEBチェックインか当日カウンターで空席があれば早い者勝ちでアップグレードできる。WEBならシートマップで空席情報を見ながら指定可能。

以前利用したボーイング777-200ERの古いプレミアムエコノミーと比較すると、最前列にはフットレストがないのでリクライニングとレッグレストをフルに展開した状態だと足で踏ん張ることができず身体がずり落ちる感覚になるので注意が必要。足の長いドイツ人っぽい人は最前列の方がよいみたいで移ってたが。シートも新しいというわりにすでにこすれてくたびれて見える部分もあったりして、「ビジネスクラス並」といえどさすがに下克上はなく、短中距離路線に投入されてるビジネスクレードルには敵わない。エコノミーがガラガラなら3席独占して寝た方が快適だが、実際に乗るまでわからないので悩ましいところ。とはいえ上級会員なら24時間前に座席指定できるプレミアムエコノミーで間食にビジネスクラスのものいただきながら快適に移動できるのは大変ありがたい。


追記:
787-8との違いは?ANA B787-9プレミアムエコノミーで行くジャカルタ
モニタ周りなどが微妙に変わったボーイング787-9

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