冬コミ新刊「菊月に会いにガ島へ行く」
戦後70周年。太平洋戦争の激戦地であり、破竹の勢いで進撃した日本軍の大きな転換点となったガダルカナル島に今なお残る戦跡の数々をここに。
新刊「菊月に会いにガ島へ行く」
オフセットB5サイズ
オールフルカラー32ページ
主な戦跡・沈船
・駆逐艦菊月
・輸送船鬼怒川丸
・LST-1級戦車揚陸艦
・飛行場姫のモデル・ヘンダーソン飛行場
・横浜航空隊水上機基地ツラギ
・艦船の墓場となった鉄底海峡(アイアンボトムサウンド)
・陸軍一木支隊が壊滅したアリゲータークリーク
主な兵器・残骸
・45口径三年式12cm砲
・一式陸上攻撃機
・F4Fワイルドキャット
・F4Uコルセア
・SBDドーントレス
・P-38ライトニング
・九七式中戦車チハ
・M4中戦車シャーマン
・三八式野砲
・九二式十糎加農砲
・九六式十五糎榴弾砲
・八八式7.5cm野戦高射砲
太平洋戦争の激戦地ガダルカナル島へ
日本から5000キロの南太平洋に浮かぶソロモン諸島。現在の首都ホニアラがあり、70年以上前に日本軍と連合軍が飛行場をめぐって激しい消耗戦を繰り広げたガダルカナル島を訪問。
駆逐艦菊月に会う
MO作戦の前哨戦であるツラギ沖海戦で消失し、現在も打ち捨てられ朽ちるままとなっている駆逐艦菊月に会うため鉄底海峡を渡る。戦跡を訪問する人が多いガ島に比べて知名度が低く、訪問者が皆無に等しい横浜航空隊水上機基地だったツラギ島周辺の戦跡や史実を含めて紹介。
TVアニメ艦これのMI作戦にもなぜか登場した飛行場姫の元ネタとなり、日米両軍が激しい争奪戦を繰り広げたヘンダーソン飛行場は、現在はホニアラ国際空港としてソロモン諸島の玄関口となっている。
艦これ実装艦では揚陸艦あきつ丸にも載せられた三八式野砲(輸送艦の艦載砲)と八八式7.5cm野戦高射砲(陸上砲)など、ガ島に今も残る日米陸海軍の兵器を紹介。
鉄底海峡を抜けて!
艦隊これくしょんの南方海域や、期間限定海域の2013年秋「決戦!鉄底海峡を抜けて!」、2015年夏「反撃!第二次SN作戦」の元ネタになったガダルカナル島の戦いを海軍を中心に紹介。沈没した艦船が海底を埋め尽くしたというアイアンボトムサウンドで繰り広げられた、日米艦隊の衝突を図説と上空&海上写真で解説。
現在、艦これ実装艦では40m級のダイビングをしなくても見られる唯一の艦艇である駆逐艦菊月に会うためにガ島へ行ってきた顛末です。
そもそも、まずソロモン諸島ってどこだよ!というところから始まり、ガ島から50キロくらい離れたツラギ島まで行って、ツラギからボートをチャーターして菊月のいる地点まで行く行程や、航空機の遅延にレンタカーのパンクに写真の一部喪失などでガ島の戦跡を回るのもかなりアドベンチャーだったので、その様子が伝わればと思います。また、ガ島へ行くツアーはボッタクリみたいな高額なものしかないので、実際に行ってみたいと思う方がもし1人でもいらっしゃればそのお役に立てる情報も多数記載しております。
一般的にガ島と言えば、陸軍部隊がジャングルを突き進み飢餓やマラリアに倒れていった「餓島」の様相が有名ですが、今回は海軍作戦を中心に陸軍も含めて戦跡を紹介しながらガ島の戦いの流れが理解できるようまとめました。上でも書きましたが、ガ島の戦跡を訪問する人は多いですが、ツラギまで行く人はほとんどおらず、ツラギ周辺は小さい島々なので遺骨収集もひょっとしたらもうないんじゃなんかというレベルです。実際に、ツラギ周辺を案内してくれた人はここ2、3年で自分を入れて2グループしかないという話でした。
とにかく、戦後70周年である2015年最後の日に、ガ島周辺で起きた真実とその今を知っていただくきっかけになればと思います。それだけが願いです。
スペース
コミックマーケット89サークル「さざなみ壊変」
12月31日(木) 3日目 西あ-68a
Comike Web Catalog
委託予定
とらのあな(店舗在庫検索)メロンブックス
COMIC ZIN
書泉グランデ
訂正
29P: 夜戦病棟→野戦病棟続編
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