羽田空港ピーチ早朝便のため天然温泉平和島の深夜パックで泊まったけど正直オススメできない


天然温泉・平和島

ピーチの羽田–台北(桃園)深夜早朝便で行く週末台湾
高雄の艦これオンリーだけに高雄も多め
高雄地下鉄の高捷少女痛車がすごすぎ
台湾の高雄に行くために、LCCピーチの羽田空港5時50分発の台北便を予約。鉄道の始発ではまず間に合わない早朝便のために天然温泉・平和島に前泊してみた。



天然温泉・平和島は羽田の深夜便・早朝便利用者を取り込むために3500円の「深夜パック」という料金プランをやっている。



羽田空港到着時に使うウェルカムコースは、23:40、00:40、1:50、5:40羽田空港国際線ターミナル発で平和島温泉に行き、14時まで最大14時間滞在可能。第4便は18時までで、7時から8時30分までの朝食付き。

羽田空港出発時に使うフライトコースは、22:00、23:00、4:00、4:50、6:00、7:10天然温泉・平和島発で4:50発以降は国内線ターミナルにも対応。第1便、第2便は2200円。

時間は全て利用時のもの。予約制とあるが、シャトルバスの空きがあればいけるようで、当日の夜に電話してもOKだった。



京急の平和島駅から線路沿いの道を歩く。天然温泉・平和島のあるビッグファン平和島は大森海岸駅と平和島駅の中間くらいにあるが、平和島駅は急行と特急が停車する(快特は停車しない)。平日の品川発終電は24:23発だった。




徒歩15分くらいでビッグファン平和島が見えてきた。



館内撮影禁止なので要点を書いておく。

  • 入館時にタオルと部屋着が渡される(歯ブラシはない)
  • 更衣室のロッカーは縦長で、ナップサックがギリギリ収まる程度
  • 上記の理由で大きい荷物は受付に置くことになる
  • テレビ付リクライニングシートはかなり倒れるがフルフラットではない
  • リクライニングシートは女性エリアあり
  • ごろ寝スペース和室という10畳の部屋が2つ
  • 充電は禁止でコイン式の充電スタンドもない(勝手に充電してる人はいる)
  • Wi-Fiは一応ある
  • 温泉や競艇の平和島だけにテルマエ・ロマエや競艇少女などのマンガ完備




ビッグファン平和島内にはドン・キホーテが8時から翌朝4時まで営業しているので、平和島温泉の入店前後に朝食などを買っておくと便利。ただし、深夜に行ったらおにぎり系は全く在庫がなく、ランチパックなど余ったパン類しかなかった。また、平和島温泉は飲食物持ち込み禁止なので、買っても館内で食べることはできない。



他にビッグファン平和島はジョナサンが24時間営業。吉野家がオープンするという張り紙があったが、ボートレース平和島内で営業時間が限られているようだった。



羽田空港へのシャトルバス。出発前に天然温泉・平和島の受付で集合し、外のエスカレータを降りるとバスが待機している。



金曜日深夜に滞在し、土曜朝4時発の座席は半分ほどの埋まりで余裕がありそうだった。半分以上女性だったので女性人気の高いピーチが就航したからだろうか。アシアナ航空でソウルかもしれんけど。

感想をまとめると、館内のリクライニングシートはそこそこ快適だったが、満席で滞在時間の最後の方しか利用できなかった。和室もそんなに広くなく布団があるわけでもないので座布団などを工夫して寝るしかない。ソウル仁川国際空港Spa ON AIRのように敷布団代わりのマットレスがあればいいんだけどね。横になるエリアは狭くおっさんのいびきや学生グループが賑やかにしていることもあるので耳栓が必須。

とにかく充電できないのがクリティカルで、天然温泉・平和島までのアクセスや寝過ごすリスクなども考えると、これに3500円出すならアイマスク&耳栓持参で広い羽田空港国際線ターミナルに野宿してTIATシャワールームでシャワー浴びる方がマシ。到着後に利用するウェルカムコースならまだ検討に値するかもしれないが、早朝便のためのフライトコースはどうしても大きいお風呂に入りたいという人以外はオススメできない。

意外と快適?始発便のため深夜の羽田空港国際線ターミナルで野宿する
ラウンジ探訪 羽田空港国際線 ANAアライバルラウンジ&TIATシャワールーム
羽田空港国際線ターミナルに泊まった話とTIATシャワールームの詳細はこちらで。

ただし、台湾など早朝深夜便の増加で深夜の羽田空港は場所が確保しづらくなっているため、蒲田駅でカプセルホテルやネットカフェ、カラオケなどに泊まり、川崎駅3:00発、蒲田駅3:20発のバスに乗った方がいいと思う。カプセルホテルとバス代を足しても天然温泉平和島より安いくらい。

京浜急行バス、羽田空港国際線深夜・早朝バス
川崎、蒲田の他で羽田のピーチ便に間に合いそうなのは品川、渋谷、横浜発がある。

次の機会があれば川崎・日進町のドヤ街やお台場の大江戸温泉物語を試してみたい。
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