入国してからアライバルラウンジとして使える香港国際空港プラザプレミアムラウンジ : さざなみ壊変

香港国際空港にはランドサイドにあり到着時にアライバルラウンジとして利用することができるプラザプレミアムラウンジがある。

Contents

1 24時間営業の到着ラウンジで滞在は3時間まで
2 こじんまりとしたラウンジ内
3 最低限の品が揃った食事
4 シャワーやトイレ
5 プライオリティパスでの利用が可能
6 LCCの深夜早朝便で便利

24時間営業の到着ラウンジで滞在は3時間まで

香港国際空港に到着して入国後、第一ターミナルから出てエアポートエクスプレスの乗り場が見えたら、やや右にあるエスカレーターを下りて第二ターミナル方面に進む。すると左手にプラザプレミアムラウンジが見えてくる。地図を見ると第二ターミナルの3階になるらしい。

プラザプレミアムラウンジの入口。

香港国際空港到着時のアライバルラウンジとしてや、出発前に時間がある時などに利用ができる。プライオリティパスで利用する際は3時間のみしか滞在できないので、翌朝の便を利用する時にこのラウンジ内で夜を明かすことはできない。どのみち横になれる椅子はないけど。

こじんまりとしたラウンジ内

階段を少し下りたところに受付があるので、プライオリティパスとチケットを提示し、端末にサインして入館する。

日本語の雑誌類はない。

パソコンブース。

ラウンジ内は壁際にゆったりとしたソファがあり、部屋の中央には高さのある椅子が並べられていて、Wi-Fiのパスワードも中央の机の上に置いてある。

奥まったスペースもあるので静かにゆっくりしたい時はここを狙うといいか。

各席に電源があり充電可能だが、イギリスの植民地だった香港はBFタイプなので変換器を忘れないように。忘れても第一ターミナルのセブンイレブンで買えるかな？

ちょうどラウンジの上をエアポートエクスプレスが走るので騒音が気になることもあるが問題ないレベル。あまり広くはないのでソファが全部埋まっていることもあるがどこかに空席を見つけることはできるだろうか。

最低限の品が揃った食事

シリアルやナチョといったおつまみ。

パンやサラダバー。

あまりおいしくはないけど、スクランブルエッグ、パプリカ、ソーセージ、ビーフンといった感じでホットミールは4種類が日替わり。

このように食事は、トマトやレタスなどの生野菜、ソーセージや小籠包のような作り置きのホットミールなど比較的充実している。

飲み物はオレンジジュースのサーバーがあり、冷蔵庫には缶のマンゴージュース、紙パックの豆乳、ペットボトルの水などがあり、サンドウィッチやヨーグルトも数種類。

バーカウンターもあるけどアルコール、電話、ファックスは有料。

パンは食パンの他にクロワッサンやデニッシュなど甘いパンも多くて好感が持てる。スクランブルエッグも日によってホウレンソウだったりジャガイモだったりして訪問するたびに少しずつ違う。サラダはレタスとトマトは毎回ちゃんとあり、中国産だろうけど単価の高いトマトをたくさん食べられるのはうれしい！

ただし、肉類がソーセージしかないことが多く「もう一品あれば！」とやや物足りなさも感じる時もあるけど、プライオリティパスで無料で利用している身なのであまり文句は言えないか。

シャワーやトイレ

香港国際空港プラザプレミアムラウンジのシャワールーム。

ハンガーやドライヤーなど最低限のものも完備。

タオルは大きいバスタオルと足ふきマットのみで身体を洗う小さいタオルはない。コンディショナーと兼用のシャンプーとボディーソープの2種類。

歯磨き、綿棒、クシなどのアメニティ。

トイレ。

受付でシャワーを借りたいと伝えると「この時間に戻って来い」と言われて、指定された時間に受付に行くとシャワールーム案内される。

朝の利用だと90分待ちになることもあったので入館時に一緒にシャワーも頼んだ方がよいだろう。

プライオリティパスでの利用が可能

プラザプレミアムラウンジは、香港、台湾、カナダなど華人の多い国の空港に入っていることが多く、プライオリティパスを持っていれば無料で利用が可能。

楽天プレミアムカードは年会費10800円(税込)かかるが、プライオリティパスを手に入れるクレジットカードの中では最も安く、ラウンジを年に何回か利用すればすぐ元が取れる。この他、シンガポールやロンドンなどにもアライバルラウンジが使える空港はあるが、行く機会の多い香港到着時にプラザプレミアムラウンジが利用可能というのが楽天プレミアムカードを契約する決め手となった。

LCCの深夜早朝便で便利

香港国際空港の入国後エリアにあるプラザプレミアムラウンジは、到着後のアライバルラウンジとして利用できるところが非常に使い勝手がよく、香港は、マカオ、深セン、広州の玄関口として使う機会も多く利用頻度も高いのでとてもありがたい。

LCCの深夜便で香港に着いた後、行列で待たずに入国審査できるe-道(e-channel)の申請窓口が開く時間まで入国せずにベンチで寝て夜が明けるのを待ったこともあるので、そうした際にシャワーを浴びてリフレッシュし一食浮かせられるのは本当に助かった。

香港エクスプレス航空やバニラエアなどのLCCに、ANA、キャセイ航空、香港航空、エチオピア航空などフルサービスキャリアの深夜早朝便を利用する際にはぜひ訪問したい。