血税で無料宿泊飲食してAV見放題!帰国後の政府指定ホテル3日間強制隔離がパラダイスと思いきやかなりきつかった


新型コロナウイルスの蔓延によって海外から日本に帰国した後は、過去14日以内に滞在した国によって、3日間、6日間、10日間の強制隔離となる。イタリアとギリシャの滞在によって3日間の強制隔離をすることになったので、政府指定ホテルでの無料宿泊や食事も3食出る隔離生活を紹介。※強制隔離は2021年9月末に終了


東横、アパ、不動産系☆4のガチャに勝利せよ!


無事に日本に入国することができ羽田空港国際線ターミナルから外に出ると、誘導されてすぐに「ホテルC」と書かれたバスに乗り込んだ。

政府指定の無料ホテルに強制隔離される先としては、東横イン、アパホテル、ドーミーインなどのビジネスホテルチェーンの他に、SSRとして不動産系星4ホテルが入っているようだ。


ホテル・ヴィラ・フォンテーヌグランド東京汐留を引き当てる

不動産系星4ホテルっぽい広い室内


バスが着いた先はヴィラ・フォンテーヌグランド東京汐留だった。

例えば、海側だと景色はいいけど部屋が狭いアパホテル&リゾート横浜ベイタワーより100倍快適に過ごせそうだ。住友不動産系列の高級ビジネスホテルらしく間違いなく隔離ホテルガチャに勝利した!



なかなかの部屋じゃないか!

ベッドは親子三人くらいで寝られそうなキングサイズ。しかし、枕は1個セットされているだけで物悲しさを感じる。



東横インやアパホテルなどの安ビジネスホテルチェーンとは違いバス・トイレも空間に余裕がある。


歯ブラシ以外のバスアメニティは頼まないともらえない


部屋には使い捨てのスリッパとバスルームに歯ブラシが3本用意されていたものの、ひげ剃りやシャンプーキャップなどのバスアメニティは電話越しにフロントに頼まないといけないようだった。

シャンプー、リンス、ボディソープやドライヤーなどバスルームの備品にあたるものは一通り完備されており、バスタオル×3、ミニタオル×3、足ふきマット×1といった感じでコロナの強制隔離3日目分が予めセットされていた。


コインランドリーを利用すると部屋の外に出られる


10-17時はコールセンターに電話するとコインランドリーを有料で利用することができるようだ。

この時はスタッフの付添で部屋の外に出ることができるものの、館内の自動販売機コーナーは封鎖されており利用することはできないようだ。今回はバスルームで手洗い部屋干ししたため利用しなかった。


新幹線、在来線、モノレール、JRAの絶景!


ヴィラ・フォンテーヌグランド東京汐留からの絶景!

ゆりかもめ、東海道新幹線、東海道本線、山手線、京浜東北線、そしてJRAのウインズ汐留が一望できるすごいホテルだった。

みんなの税金でこんな豪華なホテルに泊まってすまない。



ウインズ汐留が消灯してしまうのが残念ながら夜景もなかなか。



ゆりかもめのはるか向こうを見ると、東京モノレールまで見えるのだ。



ドクターイエローの走っている姿を見るのは初めてかもしれない!これは幸先がいいぞ!

部屋には広いデスクがあるのに椅子を窓のところに移動させてここでずっとPC作業してた。


空腹を紛らわすのに重要なコーヒーセット


インスタントコーヒー、緑茶、紅茶も3回分セットされている。500mlのペットボトルの水も3本。

食事は後述となるが、基本的に決まった弁当と紙パックのお茶が定時に支給され、ご飯を大盛りにしたりおやつを追加するといったことはできない。家族や知人から差し入れをもらうかネット通販を使うことができるものの、温かいものなど日持ちしないものは不可。

今回は3日間滞在ため、Amazonプライムに加入していないと出所した後に荷物が届いてしまう可能性もあるのでネット通販を使うのはためらわれた。時差ボケのため夜間に目が覚めてしまい朝食までの時間に空腹感に苛まれたので、帰国便で食べずに持って来たパンや日本から非常食として持っていったカントリーマアムの残りを食べ、少しでも腹を膨らめせようとコーヒーにクリームパウダーと砂糖を全部入れてしのぐ涙ぐましい努力をするしかなかった。

帰国便に乗る前に食料を調達しておくか、羽田空港到着後のPCR検査結果待ちの間に自販機で買っておこう。


隔離ホテルの無料弁当

0日目の食事


0日目となる到着日は朝の便だったので昼から食事が発生した。

ケータリングは泉レストランという会社らしく、Webサイトを見る限りでは弁当1個500~1000円くらいはしそうだった。普段はオリジンやほも弁の500円くらいの弁当しか買えないので、ずいぶんと豪華な生活ができるというものである。みんなの税金で無料でおいしいものを食べて本当にすまない。



0日目の夕食。

朝と昼には「おーいお茶」が1本添付され、夕食のみ2本になるので1日で4本支給されることになる。


1日目の食事


隔離隔離1日目の朝食。

肉はなく魚が2つあるのが謎すぎる。そして、朝食にしては量が多い。

時差ボケのため初日は夜間の空腹に悩まされたが、翌日午前中に完全に寝てしまって朝食を食べ忘れたので、冷蔵庫に1食分ストックすることができるようになった!これにより食事が足りないという問題はほぼ解決。



1日目の昼食。

安っぽい唐揚げなので朝食の方が豪華だった気がする。あと、このあたりで日本風中華料理がなぜか多いことに気がつく。



1日目の夕食。

コストかかってそうな真珠色に光る器に盛る余裕があれば、生野菜や果物がほしいところである。右下の野菜は生ではなく加熱調理されたものだ。栄養計算はしてそうだけど、生野菜と果物なしってのは地味にきつい。検疫の都合で帰国前に買っておくこともできないし。


2日目の食事


強制隔離2日目の朝食。



2日目の昼食。



2日目の夕食。

今日が夕食としては最後になるので、最後の晩餐としておめでたいエビを入れてくれた!と判断しよう。


3日目の食事


強制隔離3日目の朝食。



最後の食事となった3日目の昼食。

最後の最後まで日本風の中華料理なのであった。

みんなの税金で無料飲食してすまない!と思ったけど、さすがに3日間同じ業者のものを食べていると飽きてくる。


ビデオ・オン・デマンドが無料!


ヴィラ・フォンテーヌではアパホテルみたいに普段は有料のビデオ・オン・デマンドが無料で開放されていた。




みんなの税金でAV見放題、本当にすまない。



あああ……っ!!!!

通信エラーで見られなかったり、早送りをすることはできず2分ずつスキップしかできないクソ仕様であった。


意外とつらい隔離生活 定時の室内放送


3日目の朝に配られる唾液PCR検査キット。

部屋の天井から毎日強制的に定時放送が流れて、とてもムショ感が漂う。例えば朝だと下記のようになる。
  • 06:30「検査キットを配布する」
  • 06:50「唾液検査しろ」
  • 07:11「今から朝食を置く」
  • 07:26「朝食を取れ」
実際の放送はもっと柔らかい文章だが、だいたいこんな感じである。検査については滞在が何日目であろうが全部屋に流れるので早朝に強制的に起こされるのである。ヨーロッパから帰ってくると日本の早朝にやっと眠くなる時間帯となるが、朝から大きな音で4回も放送が入るので調子が狂ってしまい、時差ボケの調整するタイミングを完全に失ってしまった。検査はともかく、食事は時間も決まってることだし「取れ」だけでええやろ!

「ムショっぽい」とか「アルコール依存症の更生施設みたいだ」などみんなからツッコミを受けながらひたすら耐える。

食事の時間は、朝食8:30、昼食12:00、夕食18:30と記載されていたが、「置く」「取れ」の放送時間は日によってまちまち。上記のように定時より朝食が1時間も早かったり、夕食が定時より遅れたこともあった。

また、日本入国前に登録させられるスマホアプリのMySOSがとても面倒で、だいたい昼くらいにかかってくる着信を拾ってビデオ通話に出る必要があり(2日目以降は枠に合わせて自身の顔と背景を30秒間映す)、見逃すとその日は出なかったことにされ、全部無視すると本名が晒されるようなので適度には出ないといけない。普段は音が出ない設定にしてるスマホも着信がなるようにしなければならないのでストレスがたまり、これは3日間の強制隔離が終わった後も帰国14日以内は継続される。電話してたりトイレに行ってる間にかかってくるケースに何度も遭遇したので常に手元に置いておくしかない。

また、酒と喫煙は禁止である。自宅での隔離中は人との接触を極力避けて買い物やレストランに行くことは認められているが、強制隔離中はホテルの部屋から一歩も出ることができないので外の空気が吸いたくなる。ずっと座ってるか寝てるかのどちらかなので、3日目に部屋から出た直後は歩き方を忘れていた。


電話で陰性を告げられ晴れて出所!


無事に出所!

お勤めご苦労さまです!3日目の昼前に電話越しでPCR検査の陰性を告げられ一安心。14:30くらいに出発するから荷物をまとめておくように言われ、その時間になると同じ日にホテルに入った人が全員バスに乗せられた。

汐留や横浜のホテルに宿泊したとしても滞在後は強制的に羽田空港第3ターミナルまで戻される。迎えやハイヤーをホテルに呼んで帰ることはできないのである。せっかく汐留まできたのに羽田まで逆戻りとなった。

入国日の時点では、インドなどに滞在歴があると6日間、インドネシアとキルギスは10日間の強制隔離だったので、もし、関東や関西に自宅などの身寄りがなく強制隔離後は自費でホテル滞在するしかない場合はわざとキルギスを経由する手もあったが、9月20日の運用から3日間のみになった。

帰国後の強制隔離は国のお金でホテル宿泊飲食無料でAVも見放題のパラダイスかと思いきや、実際に体験してみると、部屋から一歩も出られない軟禁状態で、栄養バランスはよさそうながら食事は同じ会社のものが続くと少し飽きてくるのでなかなかつらく、3日間は想像したよりもはるかに長く感じられた。3日間ならまだネタとして楽しめるものの、滞在した国によっては6日間や10日間になると思うとゾッとする。こんな強制隔離が早くなくなることを祈るばかりだ。

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