・LCCはやっぱり危険?バニラエアが雪で遅延→成田23時門限→空港で野宿
エアアジア・ジャパンの出直し格安航空LCC・バニラエアの台北便で台湾へ行ってみた。雪の遅延で成田空港23時門限を過ぎて翌朝7時に変更になったしまったが、今回はチェックインから機内の様子や乗り継ぎなどを。
大雪の2月14日はJRも京成も遅延していつ頃くるかよくわからなかったもののなんとか動いていた。
成田空港第2ターミナル3階出発ロビーで、EとHの間の外側にFカウンターがある。外に出ると見せかけて実は違うので注意。
手前が韓国のLCC・チェジュ航空のカウンターなっているので奥に進む。
わりとギリギリだった!
シンプルバニラ、コミコミバニラでは受託手荷物が20キロまで無料。ファンシーフロンティア23への同人誌詰めたら結構ギリギリだった。オーバーすると5キロごとに追加料金(詳細)。
国際線はWEBチェックインができず出発50分前までに受付する必要があり定刻ならあと10分のところで危なかった。その後の手荷物検査や出国は深夜の成田なのでガラガラでスムーズ。
エアアジア・ジャパンで台北に行った時は出発コンコースへのシャトルが走っていたが2013年9月26日で廃止。
この時は83番ゲートで近くにはコンピューターデスクがあり電源と館内のWi-Fiも使える。
結局22:20発のJW105便は翌朝07:00に変更になりバスゲートの70Jに変更。
機内は座席は黒、それ以外は白で統一。
バニラエアのA320は166席と180席の2種類の座席配置があるようだが今回は狭い方?
膝先の空間はげんこつ1つ分くらいで他のLCCと同じ程度。座席の予約はしなかったが往路が窓側、復路が通路側だったのでよかった。
ちなみにコミコミバニラでは3000円で払い戻しでき非常口や一番前などの足元が広い座席も指定できる。コミコミとシンプルはそれぞれ500円、2000円で便・日付の変更が可能なので、乗り遅れそうな時に国内線40分、国際線60分前までに変更できる保険として使うのもアリ。セールのわくわくバニラ以外の運賃が他の格安航空より若干高めだが使い勝手をよくすることで和製LCCを根付かせようとするバニラエアの考えが見える。
機内食は地上価格の2倍程度で他のLCCと同じ。
成田ゆめ牧場のミルク玉がいったいどういうものか気になっていたが、どうやらゴム風船につめたものを食べる時に割るようで。ネット通販価格が5個で1250円で1個あたり250円のようなので機内で350円ならまだ良心的か。
京成バスの東京シャトルの広告や、スカイライナー2400円が2200円になる機内限定販売の告知が。
というわけで台北の桃園空港に到着。
関西発のピーチの便とぶつかって入国審査が混雑してた。
ファンシーフロンティア23のイベント会場まではタクシーで一緒に行く人を探して急行。
桃園空港からのタクシーは15%増しになり、1100元から1200元くらい。4人で割れば1人1000円未満なので事前に搭乗ゲートでタクシー乗る人を募るのもアリ。
バスは國光客運の1819路線で桃園空港発は05:30-00:20で125元。それ以降は01:20、02:50がある。バニラエアJW105便が01:25着なら02:50で、00:05か00:45であれば01:20が間に合いそう。参考: 空港のバス案内
到着がかなり遅くなるのでホテル代がもったいないならフルフラットのネットカフェを事前に探すか、24時間受付のドミトリーを予約した方がよい。CU ホテル台北(西悠飯店台北店)という半年くらい前にできたばかりで朝食ビュッフェが充実してると聞くドミトリーを予約していたが、結局成田空港で野宿することになったので利用できなかった。
深夜に台北を発つJW106便に乗る場合は台北駅23:50発のバスが最終。
台北ではファンシーフロンティア23を楽しみ翌日は高雄へ。
高雄から日本へ帰るため台灣高鐵の桃園駅で降りる予定が商務座があまりに気持ちよすぎてうっかり台北の1つ前の板橋駅まで行ってしまい、バニラエアのチェックインに間に合わない危険性が発生!
慌てて折り返し、高鐵桃園駅でタクシーに飛び乗り桃園空港へ。バスなら30元のところ325元も取られてしまった。
チェックインカウンターは端っこの1番。
エアアジア・ジャパンの時はANAやエバー航空などのスターアライアンスが集まる第2ターミナルでエバー航空がカウンター業務を請け負っていたが、バニラエアではスクートなどのLCCと同じく第1ターミナルなので注意!
うっかり罠にはまりそうになったものの、そういえば到着も第1だったなと思い出して締め切り15分くらい前に到着してセーフ!エバー航空の職員に聞いたらわざわざ第1ターミナルまで来ているようで。
ちなみに手荷物は56×36×23cmと10キロ以内で、別にノートPCかばんなどの手回り品をもう1つ持ち込む事ができる。
エアアジアだと7キロだったのでこの3キロはでかい。
写真右側がチェックインカウンターのある建物で左側がこれまで歩いてきた通路。結構遠いので注意。
バスラウンジかと思ったら普通の搭乗ゲート。
ユニバーサルタイプとミニUSBの電源が使える。Wi-Fiもあるようだが利用はしなかった。
8.5キロの折りたたみ自転車CARRY MEの実物初めてみた。
台湾は自転車のジャイアントのイメージが強かったが、BD-1のPacific Cyclesも台湾だったのか!
先に成田から台北を経由してシンガポールに行くスクートの搭乗が始まり、しばらくするとバニラエアJW103便が到着。
搭乗がちょっと遅れたけど無事に成田空港に到着。
22:00のほぼ定刻についたものの受託手荷物がなぜか全然流れてこず外に出たのが22:45分頃になってしまい、鉄道は京成の23:06津田沼行きのみに。スカイアクセス線で成田空港まで来て寝てる車両を折り返して上野まで運行してくれるだけでだいぶ改善されるのだが深夜の鉄道アクセスにはまだ難が残るので注意。
ようやく日本に週末海外の時代がきた
今回は元々エバー航空のチケットで予約していたものの、急な予定変更でキャンセルしてバニラエアで取りなおし、往路JW105便24000円、復路JW104便10000円。両方共シンプルバニラで諸税込みで37990円と直前にしてはまだ安い方で収まった。深夜早朝便の人気はかなり高いようで復路は3時発のJW106便にするともう5000円高かったので、次回に取っておきまた来ればいいか、という感じで17:50発の方を選択。航空券は、スカイスキャナーで料金比較して航空会社公式サイトから買うか、予約サブクラス(ブッキングクラス)の表示が可能なエクスペディアや、クーポン割引やキャッシュバックを定期的にやるサプライスなどで。10月以降の減便で深夜早朝便がなくなっているのが気がかりだが、土日弾丸で台湾行けるようになったのはかなりありがたい。シンプルバニラでも最安25000円くらいなのでフルサービスキャリアとの価格を比較して安ければまた利用したい。
エアアジアXのクアラルンプール経由でバリ島など各国、香港エクスプレスで香港、そしてバンコクへの就航が決まったタイ・エアアジアX。いずれも深夜早朝便を有し、セール価格で2万円前後でアジアへ行けるようになり、週末海外の時代が日本にもようやく到来した。