新世紀エヴァンゲリオンの特務機関NERVがロシアに進出したようです。ハバロフスクのスーパーで売られていた飲み物のパッケージがどう見ても葛城ミサトさんで、ネルフはこんなところで活動資金を得ていたとは!
ロシアの極東ハバロフスク駅前のショッピングモールの中にあったスーパー。
夜行列車にお湯が出るサモワールと呼ばれる設備があるのでロシアのカップ麺を買ってみようと思って入ってみたら、
なにこのアニメっぽいイラスト……。
早速買ってみた。
黒系のロングヘアーに赤色ジャケットというとエヴァンゲリオンのミサトさんしか思いつかないんだけどどうなのか。ミサトさんと言えば酒で呑んだくれてるイメージしかないけど、一緒にローラーブレードやら自転車やら描かれててずいぶんとスポーティで健康的な印象。ロシアライフを満喫しているミサトさんであった。
ロシア語でмолокоは「牛乳」で、パッケージのУМНИЦАを直訳したら「脳」で意味不明だけど、コンパイルの「のーみそこねこね」的なイメージなのかな。
調べてみると、「学校や教育機関のために特別に作成されました。」って書いてあったので、ロシアの女子小学生とかはみんなこのミサトさんが描かれた牛乳を毎日飲んでいるというのか。
Молочный Крайというハバロフスクの会社の製品のようで訳したらmilk Edgeになった。1個18ルーブルは訪問時は54円くらいだったけど現在のレートだと36円くらいで安すぎる。
2.5%や3.2%は乳脂肪分かと思ったらタンパク質合成や成長ホルモン分泌を促すヨウ素を添加してるようで、ヨウ素が多い海藻を食べる文化がなさそうなロシアならでは?
福島第一原発の事故後に放射性物質の体内蓄積を防ぐということでロシアの極東でヨウ素剤が品薄になったり「フクシマ」って名前の海藻スープが登場するなど極東ロシアとヨウ素の関係は日本も無関係ではないので覚えておいた方がよいだろう。この牛乳ができたのは2005年らしいが、ヨウ素入り牛乳を買い与える親が増えることもあったかもしれない。
ヨーロッパっぽい駅舎のハバロフスク駅。
子供達が描いた初音ミクの交通安全壁画やアレなアイマスのアニメDVDに続く「おそロシア」シリーズとして紹介した牛乳は、どう見てもモチーフはミサトさんだと思うんだけどオリジナルと言い張れば通りそうな気もするのでかなり微妙な印象。
ネルフがロシアに進出する意味を考えてみたら、実は「人類補完計画のサードインパクトは南極じゃなくて北極で起きるんだよ!」という奇説が浮上。真相は新劇場版第4弾の「□ シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」できっと明らかになるぞ!
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