北九州市のホテルがキャンペーンで2000円！→そこで待っていたのは予想もしない絶景【更にGoTo可】 : さざなみ壊変

北九州市内の宿泊施設では1000円、2000円、3000円(税別)で泊まれる宿泊モニターキャンペーンが2020年7月1日から8月31日まで開催。九州に行ったついでに2000円でホテルに宿泊してみた。

Contents

1 北九州市宿泊モニターキャンペーン
2 西小倉の小倉リーセントホテル
3 黒崎駅のコンフォートホテル黒崎
4 部屋に戻ってカーテンを開けるとそこには……
5 北九州市の宿泊税

北九州市宿泊モニターキャンペーン

人口100万人都市で、九州工業地帯による法人税もたんまり入っているのからなのかは不明だが、北九州市では新型コロナウイルスでの旅行業界の需要落ち込みの対策として、2020年7月1日から8月31日まで1泊1000円、2000円、3000円(税抜)で泊まれる「北九州市宿泊モニターキャンペーン」を開催している。

ドミトリーだと1000円、ホテルや旅館だと2000円か3000円になるようで、楽天トラベルやじゃらんなどのオンライン予約サイトから予約可能。業界2番手で楽天トラベルへの対抗のためポイントが2%貯まるじゃらんを使用。

東京都在住者以外だと更に「Go To トラベルキャンペーン」を適応することができ、税込2200円が1430円になり、6月にアパホテルに2500円で泊まって喜んでたのが馬鹿らしくなるお値段となる。

後述となるが、北九州市の宿泊税が当日加算されて合計2400円、Go To トラベルキャンペーン適応で1630円となる。

西小倉の小倉リーセントホテル

最初に泊まったのは西小倉駅から大通り1本くらいの小倉リーセントホテル。

新型コロナウイルスのためどこのホテルもホテル内はマスク着用、チェックイン時には検温が行われる。今回は北九州市宿泊モニターキャンペーンなのでA4紙のアンケートを記入させられるもののすぐに完了。

普段の宿泊料金の相場は不明だが、5000円前後のビジネスホテルだと思うので可も不可もない無難な仕上がり。

枕元に電源がないのだけ不満だったかな。いつもは3000円から4000円台の安ホテルにしか泊まらないので部屋がずいぶんときれいに見える。これが2000円で泊まれるなんて夢のようだ。

徒歩圏内に小倉城があり、その北のリバーウォーク北九州の西鉄ストア「レガネットキュート」で19:30くらいに半額の弁当を購入できた。

黒崎駅のコンフォートホテル黒崎

もう1泊目は黒崎コンフォートホテル。

浴衣などは1階で自分で取る形式で、他にも延長コードや追加の枕などいろいろ無料貸出があった。

こちらのホテルもわりとピカピカで枕元にはしっかり電源もある。

手洗いの石鹸がボディソープという点のみ不満が残ったが、2000円なので眼をつぶることにしよう。

あと、1階の朝食会場でコーヒーとレモネードが飲めて客室にも持ち込めるのだけど、レモネードがやたら薄かったのも気になった。

レモン水というほど薄いというわけでもなくとにかく中途半端。まあ、2000円だから些細なことですが！

このホテルはなんと朝食がついているのである！

ホテルによっては2000円で朝食までついているので大変ありがたい。いつもはホテルに泊まっても朝5時に出発しちゃうところ6時30分からの朝食をしっかりいただくことにした。

朝食はバイキング形式を維持する代わりにビニール手袋をしてよそう必要があった。

肝心の料理は、まあ、フルーツとヨーグルトもありビジネスホテルの無料朝食としてはよい方か……。

部屋に戻ってカーテンを開けるとそこには……

貨物列車。

白いソニック。

通勤車両。

路面電車。

手前から西鉄バスの駐車場、LRTの筑豊電気鉄道、JR九州鹿児島本線、そして奥には九州工業地帯が広がる絶景じゃないか！たまたま2000円で朝食付だったからこそ出会えた偶然に感謝！

特急停車駅の黒崎駅から徒歩3分くらいのホテルで、このようにバスとトレインビューが拝めるので宿泊する際は西側の高層階をリクエストするといいかも。

北九州市の宿泊税

ちなみに北九州市では2020年4月より北九州市の宿泊税が適応となり、北九州市税率として150円、福岡県税率として50円がかかり、合計1人1泊ごとに200円かかってしまう。

この税金は当日ホテルで請求されるというクソみたいなシステムとなっており、オンラインで予約する際にまとめて決済することができない。

当日ホテル払いができれば問題ないのだが、宿泊料金を事前に決済してしまうと当日ホテルで200円だけの支払いと領収書をもらうというアホになるので注意が必要！

今回の旅は、50年、100年に1度の大雨が毎年どこかで降り鉄道路線もズタズタになるので、今残っている路線を少しでも利用しておこうとジェットスター・ジャパンで九州入り。北九州では元々1泊の予定だったがビジネスホテルに2000円で泊まれるので2泊に変更し、三密を回避しながら西日本最長の皿倉山ケーブルカー、平筑門司港レトロ観光線、筑豊電気鉄道、北九州モノレールなどを堪能できた。