中国の内陸部でかつては長安と呼ばれた古都西安。その近郊にある玄奘三蔵の遺骨を保存する舎利塔がある護国興教寺へ。
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2020.05.19
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2020.05.22
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2020.05.15
参道には玄奘三蔵っぽいイラストも。
世界文化遺産に登録された舎利塔のある観光地とは思えない静けさに包まれていた。
五重の塔が玄奘三蔵の遺骨を納めた舎利塔で「唐三蔵塔」と書かれていた。
塔の名前は「興教寺塔」というのが一般的なようだけど、説明板だと「玄蔵塔」になっていたりするのでどう呼べばいいのかわからん。
創建は669年で何度か再建されているようで、玄蔵の弟子の窺基と円測の三重の塔も建っている。
奥には三蔵院もあり、黄金色に輝く三蔵様が！
毛沢東の文化大革命では多くの寺院が破壊されたが、興教寺はなんとか免れたようだ！
境内は広く、日本人が建立した石書心教光明塔などいろいろある。
興教寺はユネスコ世界文化遺産「シルクロード: 長安-天山回廊の交易路網」に登録される際に舎利塔以外は唐の時代の雰囲気に合わないとかで取り壊される話になって反対運動もあったようだ。
興教寺までのアクセス・行き方。
西安の中心から南の方にある興教寺までは路線バスの4-33路か735路。赤色の地下鉄2号線の終点・韦曲南か少し手前のバスターミナル长安汽车站からバスに乗って兴教寺で下車。
復路に利用した4-33路は昼間でもめっちゃ混んでた。
興教寺の案内板と4-33路の案内。
玄奘三蔵の遺骨は日中戦争中の南京で旧日本軍が発見し、日本と中国で分配したので、日本だと埼玉県の慈恩寺にも収められているようだ。日本にも葬られているならわざわざこんなところに来なくてもよかったじゃないか！と思わなくもないが、我がカルデアでは水着BBちゃんの時になぜか三蔵も出たので、三蔵の加護が受けられるありがたいお寺を訪問できて満足。
